Factorio 2.0対応 オーバーホールMOD一覧
FactorioのMOD記事です。
バージョン2.0系に対応しているオーバーホールMOD(大規模MOD)についてまとめようと思います。
Factorioとは
Factorioは工場を構築し、拡大していく2Dの自動化ゲームです。自動化や最適化が好きな人には非常に高い中毒性があり、総プレイ時間が10,000時間を超えるようなプレイヤーも少なくありません。
Factorioは本編とDLCで構成されており、両方を買った場合、価格は8000円です(2025年1月現在)。やや高めに感じますが、プレイ時間から考えれば極めてコスパの良いゲームです。むしろ、ゲーム本体よりも電気代の方が高くつくかもしれません。
本編
2024年10月にバージョン2.0がリリース。Steamでの評価は”圧倒的に好評”です。セールはしないと明言されているため、いつ購入してもOKです。
無料でお試しできるデモ版もあります。
Space Age DLC
2024年10月に配信。宇宙と惑星が追加され、本編のボリュームが数倍になります。詳細はSteamsのページへ。
プラットフォームによる違い
FactorioはPC版とNintendo Switch版が販売されています。大きな差は以下の2点です。
PC版 | Switch版 | |
---|---|---|
Space Age DLC | 適用可能 | 販売なし |
MOD | 導入可能 | 導入不可 |
表の通り、PC版でなければMODを使用することはできません。この記事ではMODを紹介していくため、PC版のFactorioを使用していることを前提としています。
MODとは
MOD(modification)とは、プレイヤーや開発者がゲームの一部を改変・追加すること、またはそうしてできたコンテンツを指します。
MODはゲームによって明確に禁止されていたり、暗黙の了解で許されていたり、歓迎されていたりと対応はさまざまです。
FactorioはMODの開発に対してフレンドリーで、何年も前からMODが活発に開発されてきました。完成度はMODによってまちまちですが、よりFactorioらしいゲーム体験を提供してくれる大型MODがいくつもあります。
バニラのFactorioを楽しんだあとは、ぜひMODでも遊んでみることをオススメします。
MODは性質上、英語で開発されている場合が大半です。英語でしかプレイできない場合もありますが、人気のあるMODの場合は有志によって翻訳が用意されていることもあります。
FactorioのMODのカテゴリ
Mod Portalでは、全てのMODが以下のカテゴリのいずれかに分類されています。
- Content
- Overhaul
- Tweaks
- Utilities
- Scenarios
- Mod packs
- Localizations
- Internal
- No category
どのカテゴリを設定するかはMOD作者次第のため分類が直感的でない場合もありますが、ある程度の参考にはなります。
この記事では、タイトル通り、オーバーホールに分類されるMODを取り上げています
オーバーホールMOD
オーバーホールMODは、Factorioの何らかの要素に大幅な改変を加えるMODです。
Mod PortalではカテゴリをOverhaulにチェックを入れると検索することができます。
MOD一覧について
この記事では各MODを評価することはせず、MODをグループ分けした上でどんなMODかを簡単にまとめています。
Mod Portalで一目見ただけでは比較できない、日本語化されているかどうか、Space Ageに対応しているかどうかをグループ毎に表にまとめているため、参考にしてみてください。
※ほとんどのMODが未プレイです。一つ一つプレイしてみたいところですが、各50時間くらいやらないと内容がつかめないため…。
用語
用語/略語 | 説明 |
---|---|
SA | Space Age MODのこと |
バニラ | コミュニティによるMODが導入されていない、Factorio公式のMODだけのゲーム |
pY または Py | Pyanodons MODのこと |
高難易度系
さて、ここからは各MODをグループ分けして紹介をしていきます。
まずはFactorioのMODの醍醐味といえる、「高難易度化」を目的としたMODについてです。このタイプのMODにはアイテムやレシピの追加が多く、工場の設計がより複雑になります。その結果、工場を計画・試行錯誤するプロセスが増え、Factorioをより楽しむことができます。
また、オーバーホールMODを中心に複数のMODが組み合わさって大規模なMODを形成しているものも多く、Mod packsカテゴリのMODと密接に関係しています。
MOD一覧
バニラ寄り
ベースゲームへの追加は控えめに、レシピやパラメータの調整を行うことでより歯ごたえのあるゲームを実現するタイプのMOD。
Roc’s Hardcore Delayed Tech Tree をはじめとするハードコア系MODによって、ゲームの難易度を上昇。研究はより難しく、敵はより強く硬くなり、効率モジュールの効果は低下する。デモリッシャーの速度と耐久力が上昇。グレバでは腐敗までの猶予が短縮する、などなど。
各レシピの入力アイテムの種類が増加。例えば、赤パックの製作には鉄製チェスト、搬送ベルト、燃料式インサーター。小型電柱、パイプ、レンガ、蒸気機関が必要。完成品に必要な基本資源の割合はバニラからほぼ変更なし。ラインの設計が試される。
全ての惑星で腐敗が発生する。三段階のモードがあり、ノーマル時点でほぼすべてのアイテムが腐敗する、ただし対策あり。ピーク・グレバでは対策が取れなくなる。ランダムではランダムなタイミングで腐敗が起こり、腐敗したアイテムが何に変化するかもランダム。
開発中。どの惑星に設置する建物もアクィロ仕様になり、最序盤から開放されているヒートパイプの設置が必須に。
一部例外を除いてレジェンド品質以外のアイテムは設置不可。スタート時に所持しているアイテムでレジェンド品質のみの工場を作ることに。
Space Ageの拡張。開発中で品質とは無関係。基本はバニラに沿っているものの、レシピに中間物や中間工程が追加され、難易度を上げている。
サイエンスパックのアンロックは納品したアイテムの総数ではなく、1分間あたりの生産数が基準クリアした場合に変更。
MOD名にふさわしく、バニラに対し広く要素を追加するMOD。テクノロジーを追加しつつバイターとの戦闘も楽になりすぎないようバランス調整されている。Space Ageにも対応。
Pyanodons
膨大なアイテム・レシピの追加によってFactorio屈指の難易度を誇るMOD群。
莫大なエネルギーを生み出す核融合炉を追加。ついでに工業用ダイヤモンドやいくつかの元素を追加。
Pyanodonsの基本MODの一つではありますが、核融合をアンロックするまでに何時間後かかるか…。
石炭処理の工程を複雑化する副産物や処理用のマシンを追加。ついでに鉱石も追加。
なにかを燃焼させると灰が発生するため、処理に一苦労することになります。Pyanodonsはこれが基本。
電力のありがたみを教えてくれるMODです。
電子回路を生産するためにダイオード・トランジスタ・インダクタが必要になるなど、リアル寄りに工程が複雑化。さらに、これらの中間物を作るには新しく追加された鉱石の採掘が必要。
緑基板を作ってみると、その後に控えるレシピの複雑さを垣間見ることができます…。
石油化学処理と石油関連の資源を追加。流体の種類が激増。して工場はスパゲッティ化まっしぐら。他のPyanodons MODもそうですが、少量多種を生産していくことになります。
いかに工場を整理できるか、腕の試されるMODです。
鉱石の加工を強化するMOD。研究が進むにつれて生産性の高い加工方法が開放。一方、生産性に比例して複雑さも増加。
研究をアンロックした際、どうやって工場を更新していくかがポイント。
石炭加工、石油加工に続き、電力関連の要素を追加するMOD。再生エネルギーと非再生可能エネルギーのニ方向に発展。重工業や精密機器にあたる製品のレシピに重めの中間物が追加されるため、Pyanodons MOD全体の複雑さが大きく上昇する。
農場とエイリアン牧場、そこから生産されるアイテムを多数追加するMOD。農場や牧場のマシンは大型で、要求アイテムの種類が多く重い。巨大で複雑な工場の構築を強いられる。
Alternative Energyと共に導入すると、Pyanodonsは完全体に。
別のMOD作者によるPyanodonsのハードモード。マゾヒスト、狂人、もしくはサイコパス向け。
余った流体の廃棄が困難になり、再処理レシピが追加。エンティティの多くは腐敗する。
採掘は銅の時点で液体が必要に。ほか難易度上昇させる要素多数。
(参考)Pyannodons modsの組み合わせ
Pyanodonsでは、おすすめのMODの組み合わせがいくつか提案されています。
Full pYまでがPyanodons作者による組み合わせ、最後の1つは別のMOD作者による組み合わせです。下にいくほど難易度が高くなります。
難易度 | 必要なMOD |
---|---|
Short pY | ・Pyanodons Fusion Energy ・Pyanodons Coal Processing ・Pyanodons Industry ・Pyanodons Post Processing ・Factorio standard Library |
Medium pY | Short pYのMODに加えて ・Pyanodons High Tech ・Pyanodons Petroleum Handling ・Pyanodons Raw Ores |
Full pY | Medium pyのMODに加えて ・Pyanodons Alternative Energy ・Pyanodons Alien Life |
Ultra Nightmare pY | Full pYのMODに加えて ・Pyanodons Hard Mode ・Pyblock ・Reevaluate your life choices ・AAI loaders |
Yuoki
古くから存在する大型MODの一つ。独自マシン・アイテムを大量に追加。
Yuoki MODのベース。ゲーム開始時点で大量のアイテム・レシピが開放。物量があるため読み解きながら進めていく必要あり。
Yuoki Industries – Engines (Addon)
Yuoki Industriesに加え、更にエンジンや農業技術を追加。Yuoki Industriesとこちらのアドオンはセットで導入が推奨されている。2つのMODを合わせると、7つのタブに渡るレシピでゲームスタート。
初っ端から全開放されるYuokiのレシピを、技術ツリーの進捗に合わせて開放するよう変更。Yuokiからのバランス調整あり。
5Dim’s mod
多数のモジュールからなる大型MOD。全て使用するのが公式のおすすめ。オーバーホールMODにはコアモジュールだけが該当。
5Dim’sのコア。このMODを中心に、マシン・武器・エネルギー・敵など、あらゆる面に追加をするモジュール群が用意されている。
独自路線
多くの製作レシピや発電の触媒である”キューブ”をいかに効率良くルーティングするか。回路を駆使して最適化を楽しむためのMOD。作者曰くピタゴラスイッチが好きは気に入るかもしれない。
UltracubeとFactorissimoに影響を受けて開発中のMOD。開発中のためデモ版という扱い。
その他
同作者によるMODを集めたMODパック。開発中。鉱石、金属、合金を多数追加する。
現状は使い道にあたるレシピが少なく色違いの金属が並んでいるだけに近い状態。発展に期待。
バランス調整系
ゲームバランスを調整するタイプのMODです。
MOD一覧
MOD | 日本語 | Space Age MOD |
---|---|---|
No More Quality | × | 任意 |
Upcycler | × | 任意 |
No More Gambling | × | 必須 |
Grog’s Quality Hell | × | 任意 |
Total Combat Overhaul | × | 必須3 |
PVP LAVRIKO | × | 必須 |
品質
“Quality”はFactorio 2.0から追加された賛否の分かれる新要素。Space Ageの必須MODになっている。品質要素に対して物申すMODが多め。
No Qualityのフォーク。”通常”以外の品質のアイテムや関連技術を非表示にすることで、品質要素を意識する必要がなくなる。
品質モジュールの代わりにアップサイクラーというマシンを導入。下位品質アイテムを一定数アップサイクラーに放り込むことで、必ず上位品質のアイテムを得ることができる。
Space Age必須。品質モジュールは維持しつつ、確率による不確定要素だけを取り払う。品質モジュールの品質向上率を大幅に引き上げる代わりに、品質モジュールのtierが低いほどレシピのコストが激増する形でバランスを取っている。
上位品質のアイテムを得るためではなく、上位品質のアイテムを低コストで得るために品質モジュールを強化するイメージ。
こちらはQuality愛好家による挑戦状。ゲーム開始時の品質ボーナスの値が引き下げられ、、各マシンの製作数に応じてボーナスが得られるようになる。製作数と品質の計算は線形か対数か選ぶことが可能。
設置したマシンが生産するアイテムの品質が変化していくため、それに応じた工場の設計が求められる。
戦闘
鉱床とバイターの巣をオーバーホール。バイターの巣は鉱床を守るように生成され、制圧後の鉱床は無限に採掘可能に。ただしバイターは一定時間毎に制圧後の鉱床を攻撃するようになる。装備アイテムも追加。
武器を追加するMOD…?魚の養殖もできる。
マップ系
マップに特徴を持たせているタイプMODです。
MOD一覧
Space Age関連
Space Ageで追加された惑星に焦点を当てたMOD。
Space Age MODで追加された要素をナウヴィスに集約。宇宙空間や他の惑星は削除。ロケットの打ち上げがゴール。
惑星間の移動に煩わされることなく、Space Ageを楽しみたい場合に。
Space Age Without Spaceのフォーク。開発中らしく、オリジナルとどう差別化しようとしているか不明。
グレバ(という設定のナウヴィス)からゲームスタートする。他の惑星に行くことはできず、グレバと宇宙のみを楽しむことができる。グレバのギミックを全力で試したい場合に。
全ての惑星の要素をナウヴィスに集約したMODその3。また別の作者によるMOD。開発中。
アクィロ(という設定のナウヴィス)からゲームスタートする。アクィロ仕様の低温下で工場を構築していくことになる、はず。開発中。
グレバが苦手な人向けのグレバ。惑星グレバ以外は変更なし。グレバはマップの大半が海に沈み、ペンタポッドに襲われにくくなる。独自のテクノロジーやアイテムも追加。
広大な海が生成されるため、船系のMODがほぼ必須。
スカイブロック
マインクラフトのMODで人気のスカイブロックをFactorioに移植することを目指すMOD。バニラでは無限にマップが広がっているのに対し、スカイブロックではごく狭い領域を自分で拡大していくのが醍醐味。
データ作成時のマッププレビューは機能しない。
ヴォイドの海に囲まれた小さな島でゲームスタート。ヴォイドから資源を生成し、ヴォイドを埋め立てて工場を拡大させていくことになる。
Platformer – A skyblock experience in space.
宇宙プラットフォームでゲームスタートし、飛来する小惑星を資源にして工場を構築していく。惑星に降りることはない。
Platformer同様、宇宙プラットフォームでゲームスタートする。こちらは開発中。
英語と中国語(簡体字) に対応。
その他
Oarc Multiplayer Spawnの開発版。新規プレイ時、プレイヤー毎に区切られた小島にスポーンする。ナウヴィス以外の惑星に到着した場合にも有効で、海に区切られた小島で安全にスタートすることができる。
新しいゲーム開始時のマップ設定に関わらず、迷路状のマップを生成する。高い確率で墜落した宇宙船が進入不可エリアに飲み込まれる(?)バイターと戦いやすいかもしれない。
ゲームが進行不可になるような迷路が生成される可能性があるため要注意。
プレイヤーは宇宙船に乗ってワープ、ワープした先でイベントに遭遇することを繰り返すシナリオ型MOD。ワープまでには時間制限があるため、即断即決で動くことが求められる。
プレイヤーは今日から工場長ではなく海賊船の船長。資源を略奪して生き残ることを目指すシナリオ型MOD。
ナウヴィスに月を追加。ロケット発射後に月に基地を建設できるようになり、技術や研究が追加。今後Space Ageに対応予定。Space Explolationとグラフィックが共通、中身は別物。
テーマ系
なんらかのテーマに沿ってオーバーホールを行うMOD。
MOD一覧
MOD | 日本語 | Space Age MOD |
---|---|---|
Recycled Rockets and Cargo Pods | × | 必須 |
Periodic Madness | × | 未対応 |
Wooden Universe | × | 必須 |
QuirkyCat Wood | × | 任意 |
Electric Grid | × | 任意 |
Engineering for Dummies | × | 未対応 |
Baketorio | × | 任意 |
Farmtorio | × | 任意 |
Foodtorio | × | 任意 |
DNF | × | 不明 |
Captain of Factory | × | 必須 |
Colony Builder | × | 対応中 |
FuelFrenzy | ○ | 任意 |
burner-everything | ○ | 任意 |
Powerless | ○ | 未対応 |
Fun Mode | × | 非対応 |
Arcana | × | 未対応 |
修仙星球 (Immortal Cultivation Planet) | ×6 | 不明 |
Mini factorio | × | 任意 |
Currency Exchange | × | 任意 |
Multiplayer Trading (works with EasyAPI) | × | 任意 |
工業・化学
工業的要素のオーバーホールMOD。
Recycled Rockets and Cargo Pods
スペースプラットフォームから惑星に資源を投下する際、カーゴポットとリサイクルロケットが必要になる。
周期表の全ての元素をFactorioに追加することを目的とする狂気のMOD。増えた元素を有効活用するため、大量のレシピが追加。更新頻度高め。
なにか惹かれるところがあったため、実際にプレイしています↓
木と木材をテーマにしたMODパック。木材に関連するMODを複数組み込んでいる。レシピの置き換えも多数。基本的にナウヴィス以外の惑星でも木材が必須になるよう様々な変更が加えられている。
木をテーマにしたMOD。開発中。温室で木を育てることが可能になり序盤のレシピは木材を必要とするよう変更。Wooden Universeよりも序盤に向け。
電圧や変圧といった概念を導入し、電柱の種類ごとに異なる役割を持つようになる。電力網に大きな変更を加えるMOD。
序盤のオーバーホールMOD。開発中。最初の研究パックとしてburner science packが追加。
食べ物
Factorioに現実世界の食べ物を導入するMOD。Factorioの世界観に対してグラフィックが浮きがち。
ベーキングに焦点を当てたMOD。赤パックの研究にはパン、緑パックにはケーキとパンケーキが必要。
別名フルーツMOD。大量のフルーツ、野菜、加工品、加工機械を追加。
Farmtorioを前提とし、フルーツや野菜にとどまらず、範囲を食品にまで拡張。空腹度システムも実装。
オマージュ
他ゲームのオマージュ。更新されていないように見えるため、このまま消滅する可能性も…。
DNF(日本だとアラド戦記)というMORPGをFactorioに移植しようとするMOD?
開発中のため不明。
Captain of Industryという自動化ゲームをFactorioに移植しようとするMOD?
こちらも開発中のため不明。
その他
コロニーと経済の概念を追加するMOD。車両や武器など、アイテムも追加。独自のシステムを理解するためにTIPSを読み込む必要あり、英語。
もしも電気が存在しなかった時代だったら…を実現するMOD。組立機をはじめとしたマシンは電気ではなく燃料で動作する。もちろんインサータも。
ほとんどのマシンの動作に燃料が要求されるMOD。ソーラーパネルさえ燃料を必要とする。蒸気機関も電気炉も。どうして…。
ほとんどのマシンの動作に燃料が要求されるMODその2。
作者曰くFactorioの究極のミームMOD。ジョークを楽しみたい場合に。
翻訳はなく英語のみ。
Factorioの世界に魔法を導入するMOD。開発中。
修仙星球 (Immortal Cultivation Planet)
どんな内容か全く分からないとコメント多数のMOD。開発中。中国語と中国文化に詳しくないと理解できないと作者コメント。
バニラの全ての建築物が1×1マスに収まるように縮小。PCの処理負荷が軽減されるらしい。
組立機も1マスのため、既存のブループリントは無になる。
鉱石の採掘が禁止され、コインと引き換えに購入する必要がある。開発中。
Multiplayer Trading (works with EasyAPI)
PvPシナリオ向け。アイテムや電力の販売や購入が可能に。また、土地の使用権利という概念が導入され、建築物を立てる前に土地に電柱を立てて権利を確保する必要が生まれる。
ユーティリティ系
利便性のためのMOD。行き過ぎるとチート気味になるため、用法用量に注意。
MOD一覧
MOD | 日本語 | Space Age MOD |
---|---|---|
Mining an entity returns crafting ingredients | ○ | 任意 |
Omnifluid | × | 任意 |
Placeable-off-grid | × | 任意 |
Fast Teleporter | × | 任意 |
综合模组V2(Integrated module V2) | × | 必須 |
Dectorio | ○ | 任意 |
Textureless: Retro Pixel Nostalgia | ○ | 必須 |
便利機能
Mining an entity returns crafting ingredients
設置した建築物の解体時、その建築物の作成に必要なアイテムが返却される。組立機1を解体した場合、鉄板・鉄の歯車・電子基板が得られるといった具合。
拾ったアイテムは対象外。
流体を固体に置き換え、代替レシピを提供する。流体の処理はサーバーにかかる負荷が高いため、大規模な工場を構築する場合には有用。
流体のアイコンがベルトを流れていくため、見栄えはよくない。
1グリッド(1マス)より細かい単位でエンティティを設置できる。結果、グリッドからずれたベルトやパイプがストレスを生み出す。恐らく普通に使うことはないであろうMOD。
チート
技術によるアンロックなしでテレポート機能を追加する。
ショートカットキーで簡単にテレポートできるため、プレイスタイルに合えば導入もあり。
チートMod。プレイを楽にする様々なアイテムの追加や各種パラメータの調整が可能。
装飾・グラフィック
床、壁を中心に、装飾用アイテムを多数追加。ランプの発光色や回路ネットワーク用の信号アイコンも追加。
鉄のフェンスを使うだけで、工場がよりそれらしく。
Textureless: Retro Pixel Nostalgia
UI以外のグラフィクスのサイズを8分の1に変更。画像が荒くなるものの、パフォーマンス工場が期待できるらしい。
おわりに
以上、Factorio 2.0に対応しているオーバーホールMODについて、一通り紹介をしました。
この記事を公開した1/24時点でMODの数は70にもなります。
ある程度完成しているMODだけでも数があり、全てをプレイするのは困難ですが、興味を持ってプレイしていただけるものが見つかれば幸いです。
ここのMOD欄になかったので!
Any Planet StartというMODおすすめです
好きな惑星(氷の惑星以外)からスタートでき研究ツリーもその惑星毎に最適化されて違和感なくプレイできます。
使い方はニューゲームからMOD設定でスタートする惑星を選択したら後はいつも通り始めるだけです